読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

白い

嘘と事実が7:3です

偶然出会った未来的バンドが好きすぎた

皆さんはInsutagram、使ってますか?僕は使ってます。

僕は概ね、知り合いの知り合いくらいの人間と形式上繋がっておく、そんな感じに用いている。「わしな、お前の事あんま知らんけど興味はあるんだぜ?」というポーズを取りたいが為に、Iphoneのホーム画面に半年ほど居座らせているアプリ。それが僕のInsutagramへの評価である。

さて、そんな間借り野郎でも入れ損にして置くのは勿体ないので、時々気が向いた時にはタイムラインを覗くようにしている。今日も知らん奴の犬のツラでも拝むか…。そんな気持ちでアプリを立ち上げると、なにやら見慣れない通知が。訝し気に通知欄をタップするとそこにはこんな文字が浮かんでいた。

「ARODOUR:ARODOUR∴(@ardour_ardour)さんからフォローリクエストがあります」

は?誰?少なくとも僕の知り合いにこんなファンキーな名前のやつはいない。ひょっとしたら知り合いの知り合いの知り合いくらいのスーパープレーで、外人の方と繋がってしまったのかもしれん。そんな事を考えながらARODOER:ARODOER∴とやらのアカウントを開くと、vioはこんな感じ。

「日本のフューチャリスティックロックバンド アーダーアーダー です!」

ワオ、シンプル。なんだかエキサイト翻訳から丸ごと引っ張ってきたような文体で不安を覚えさせられた。正確にはこの文面よりも先に、英文で同じ内容のことが書いてある。もしかしたら海外ファンが多いのかしら。ただ逆にそれがエキサイト感を増長させている。こいつはやべぇ。僕の頭に早くも警報が鳴り始めていた。

そもそもフューチャリスティックというワードに聞き覚えがない。いま調べたらどうやら「未来的」という意味らしい。未来的なロックバンド?ドラベースの軽音バージョンってこと?

正直言ってこの時点では毛程の興味も沸いていない。それどころか、vioに書いてある「日本の」という単語に嘲笑の念さえ覚えていた。まずはエキサイト感を隠せ。ともかくこんな未来的だか猫型ロボットだかよく分からんバンドに用はないんだよ。僕は知人の知人のブスがあげてる自撮りを見て、「こりゃひどいなぁ(笑)」って思うので忙しいんだ。邪魔すんな。

そんな風に思いながらタイムラインの検閲に戻ろうとしたその時、指が滑って彼らの動画を再生してしまう。うわ、時間の無駄した。そんな3秒後が頭をよぎる。

え?何これめっちゃかっこいいじゃん。ごめんなさい、今までの全部訂正します。めちゃくちゃ好きなタイプの音楽でした。

 

まず僕はラウドロックが好き。その好きなラウドが基礎として置かれている。そこからまず美味しいんだけど、そこに加わるノイジーなイントロ、バックで鳴り続けるキャッチーなリフ。そしてメタリックに歪んでいるにも関わらず聞き取りやすい歌声、合間合間に挟まるシンプル故に意味が通り易い英歌詞。

実はすっごいこの手の曲に弱いんです僕。大好き。すぐにフォロー許可した。フォロバもした。Twitterでもフォローした

未来的というフレーズもこの曲にぴったりと合致している。最初は全く意味が分からなかったが、聞いてみればなるほど、未来世界での死という概念をイメージした曲らしい。

更に先程から行っているTwitterでのDMのやり取りから推するところによると、この歌詞には「今までの自分を壊してこそ新しい世界が切り開ける」という裏の意味まで込められているらしい。それを踏まえて聞くと「科学と感情の壁は誰にも壊せない」というフレーズが、反語のような新たな響きを持ってくる。味わい深い歌だ。

 

どうやらARODOER:ARODOER∴さん、まだこの一曲しか発表されておられんようだ。これからの活動をガンガン追いかけていきたい。Insutagramやってて初めてよかったと思う。

何はともあれフューチャリスティックなロックバンド、ARDOUR:ARDOUR∴ 。ラウドロッカーに鼻をドラえもん総集編で殴られたとか、そういう類のトラウマが無いのなら是非とも聴いて頂きたい。

こちらからは以上です。

 

ちなみにTwitterInstagramはこちら